狛犬渉猟File@金沢八幡神社

☆金沢八幡神社

○所在地…神奈川県横浜市金沢区寺前1−10−19

社格など…旧村社

○訪問日…平成29年5月4日

○歴史・由来など…創建年代は不詳。しかし、鎌倉時代には既に存在していたことが、古文書の記載によって明らかと云う。維新前は八幡大菩薩と称していたようだが、神仏分離の際に社名を八幡神社と改め、明治6年には村社に列格。明治41年に近隣の無格社であった神明社・王子社・鷲の宮の三社を合祀し、大正8年には神饌幣帛料供進神社にも指定されたと云う。

社殿前を護る1対。

京急金沢八景駅から金沢文庫駅にかけて、4社と1ヶ寺を廻ったこの日の狛犬探犬で、もっとも古く、そして造形的にももっとも気に入ったペア!

台座は新しく作り替えられたようだったが、狛犬が直接足を載せている基壇の側面部分には、かなり磨滅して読みづらいながら、年紀銘が刻まれていた。両像の基壇に、同じ文言が刻まれているようで、磨滅してる部分がそれぞれ若干ズレているため、二つの年紀銘の読み取れる部分をつなげて読むと、おそらく「元禄十六癸未十一月吉日」と刻まれているらしい。

帰宅後「元禄十六年」の干支を調べてみると、間違いなく「癸未」であったし、読み違いはなかろうと思う。

つまり、西暦でいうと1703年生まれ。300歳超えの古像である!

そしてまたルックスが素晴らしい!

一枚一枚がくっきり板状に表された歯を剥いて、眉を八の字にし、瞳の部分の二重三重に○を描いたような表現は、まるで目を回してるかの如し(;´∀`)

また、阿吽どちらか一方の頭上に角を表す場合、吽形につけるのが基本だが、当社の狛犬はそれが逆になってるというのも一つの特徴である。

さらに、阿形には角だけでなく、股間に男性器と思われる表現も見られた。

いろいろと興味をそそられる、見事な像であった( *´艸`)